【病気】~検査体験記①~ヨード造影剤を用いたCT検査
先日、私は初めて下血をしました。
その原因についてはまた別の機会に書くとして・・・
病院へ行き、ベッドに横になって点滴を打って貰っていると、
「造影剤使ってCT検査しましょう」と言われました。
造影剤って?と思っていると、
「ヨード造影剤について説明しますねと医師の方からA4用紙数枚を渡されました。
そこには造影剤を使用することで体に副作用が現れることがあるので、予め同意をお願いします的な内容でした。
副作用
50人に1人くらいの確率で吐き気、動機、頭痛等が現れる。
まぁそれ位なら・・・と読み進んでいくと、
「10万~20万人に1人死亡する場合があります。」
0.001%と言えど、「死亡」という文字を見るとちょっと怖い(^_^;)
でも、造影剤を使用することで、臓器の様子が鮮明になるとの事。
しっかり診て貰う為にも、と用紙にサインをすると、隣の看護師さんが
「造影剤が血管から入っていくとき、入口が痛くなったり、体がヒリヒリと熱くなりますが正常ですので気にしないでください」
私は、注射がとても苦手です。
健康診断の採血も横になって採って貰っており、注射が刺さっている所は全く見れません。
はい、おっさんがです。でもどうしても苦手なのです。
そういう人間からして、注射の入口が痛いとか「最悪」です。
病気のことよりも、検査内容に湯鬱になっている始末(笑)
「機械をつかって一気に流し込むので、入口が痛くなったりするんですよね」
・・・もう帰りたい。
それから10分くらいすると
「では用意できたので移動します」
とベッドのままCTがある部屋へ。
CT装置横の棚に小瓶が置いてある。
これが造影剤だな・・・と敵を観察していると
看護師さんが点滴から造影剤に差し替えている様子。
「腕を上に上げてください」
万歳をするような体勢に。
「それでは始めます」
左腕の注射針が刺さったところに「グンッ」と圧力がかかる。
鈍い痛みと同時に、血管と下腹部あたりがカ~ッと熱くなる。
ヨード造影剤が血管をつたって、下腹部に到達するのが判ります。
ちょっと気持ち悪いけど、思ったよりキツくないかな・・・って感じ。
体勢を変えたり、息を吸ったりしながらCT撮影していきます。
途中、ちょっと気分が悪くなりましたがすぐ収まり、5分程で検査終了。
下腹部の熱い感じもス~ッと取れて行きます。
検査後の副作用もありませんでした。
その後、医師からは「CTでは特に変わった様子は見られない。憩室があるのでそこからの出血の可能性」と説明され、
「大腸の内視鏡検査しましょう」
と言われました。
また初めての検査(^_^;)
そのことについてはまた後日。