【病気】~検査体験記②~大腸内視鏡検査
当日朝にムーベンさんで腸内を空っぽにした私は、早速病院へ向かいました。
予約時間の30分前に内視鏡検査の受付につきましたが、既に多くの人がいました。
初めての大腸内視鏡検査で緊張気味でしたが、これがなかなか自分の番号が呼ばれません。さっさと終わって欲しかったのに・・・(T_T)
どうやら1時間ほどの待ち時間になる模様です。
結局呼ばれたのは着いてから1時間30分後。この時点ですでにぐったりです。
検査室横の更衣室で、お尻がぽっかりと空いた着衣に着替えさせられます。
移動する際は渡されたバスタオルを腰に巻いて移動します、
いよいよ検査室へ。
ベッドに寝て横になり、膝を曲げてお尻をちょっと突き出すようにします。
そこから肛門からカメラを挿入していきます。
入ってすぐはカメラが入っている感覚もありませんでした。
しかし、その後「S字結腸」に差し掛かったところ、下腹部にキュ~ッと痛みが。
「あの・・・ちょっと痛いです・・・」
と言うと、
「ここが一番キツい所なんですよね~。あともう少しですのでちょっと我慢して下さい~」
とのこと。空気も入れながらの作業なのか、下腹部が張ったようになってキツイ。
「う・・うぅ」
と耐えていると、少し楽になった。
「今丁度上行結腸のあたりですね~」と先生。
いつの間にそこまで行ったのか。
腹が空気で張る。
おならもどんどんして下さい、とのことなので出そうとするも出ない。
なんとなく理性で出せない感じ(^_^;)
カメラが奥まで行って、帰りながら検査していくらしい。
「今回、下血した原因の可能性がある憩室が見られますね~」
所々写真をとりながらカメラを抜いて行く。
最後肛門付近の痔が無いか確認して完了。
ベッドから降りて、撮影した写真を見ながら説明を受ける。
「憩室は見られますが、現在は出血が止まっている模様です」
とのことでした。
10分~15分くらいの検査でしたが、S字結腸部以外はあまり違和感を感じませんでした。
1年・・・いや2年に一回くらいなら受けてもいいかな(^_^;)
大きな病気は見つかりませんでしたが、念のため後日胃カメラも飲むことにしました。
胃カメラも初めてでしたが、そっちの方がキツかった・・・
【病気】~検査体験記②~大腸内視鏡検査 準備
下血した原因を調査するため、大腸内視鏡検査を行うことになりました。
検査までの数日は、もし大病が発見されたとしたら・・・と不安との戦いでした。
それに伴い、大腸内視鏡検査も初めての経験なので、どんなものなのか不安になりネットで調べてみると、中には「2度と受けたくない」と思う方もいらっしゃるようで(^_^;)
その受けたくない理由の一つが、検査当日に飲む下剤、その名も
「ムーベン配合内用液」
です。それがこちら↓
こちらを、検査当日朝に水で薄めながら飲んでいきます。
500mlのムーベンさんを水で薄めて2ℓ程飲むことになります。
飲むのはゆっくり、2時間程かけて下さいと説明書にあります。
恐る恐る一杯目を口に入れます。
味は不味くはない。
うす~い塩風味で思ったよりもイケそうだと思いました。
ただ、飽きがくる味というか、微妙に吐き気がを誘う味で。なんだろ?プラスチックのコップがそうさせるのか?
2杯目が終わると
「これをあと10杯前後繰り返す」
事への絶望感に襲われます。
飲み進めていくと、便意が来てトイレに行きながら飲むようになります。
2時間~2時間半、一定のリズムで飲み進めて行くのはなかなか辛いです。
満腹感もあって飲むのが大変です。
高齢者の方は絶対無理でしょこれ・・・
水のような便を繰り返し出すことになり、何回も拭くので終わったあとお尻がヒリヒリしました。最初からなるべくやさしく拭く事をお勧めします。
最後の1~2杯は気合で飲み干します。
ネット上の評判通り、しっかりキツかったという印象。
まだ検査も始まってないのに、倦怠感に襲われます(^_^;)
これからが本番!と気合を入れなおし、病院へ向かうのでした。
【病気】~下血した~大腸憩室出血①
私は現在40歳のサラリーマンです。
年度末の3月に忙しく仕事をしていた所、急に下痢のような便意がありトイレに駆け込んだところ、殆ど水状の真っ赤な便が出ました。下血です。
あっけにとられて茫然しました・・・
体調も悪くはなく、腹痛があるわけでもなく、突然の下血です。
とりあえず、病院に行かねばと方々に連絡して準備をしました。
下血の色としては鮮血ではなく、ほんの少し黒みがかった色でした。
周りの先輩とかからは、「痔じゃない?」と言われました。
う~んそうなのかなぁ・・・チョット心当たりあるけど。
とりあえず近場の胃腸肛門科の病院へ。
問診票を渡され記入。
私は平成15年に「憩室炎」という病気で入院、抗生物質で炎症を抑えた経験があるので、病歴に記載。
30分くらい待つと、名前を呼ばれ診察室へ。
先生に経緯を伝えると、「触診するので」とのこと。
お尻に指を突っ込まれ「うっ・・・これは気持ち悪いな」と思っていると、
お腹周りも触診され、先生が「うん、間違いないな」とおっしゃりました。
先生によると「憩室からの出血でしょう」とのこと。
あぁ、あそこから血が出ているのか・・・
さらに先生がおっしゃるには、今は抗生物質での治療は禁止?されているような旨を説明され、とりあえず整腸剤で様子を見ることに。
もし急に体調が悪くなったりしたら救急でかかって、憩室からの出血と伝えれば大丈夫とのこと。
とりあえず大事ではなさそうだと思い、仕事に戻りました。
恐らく整腸剤飲んでそのまま診療完了だなと思っていましたが、
もう一悶着ありました・・・
今回はこの辺で
【病気】~検査体験記①~ヨード造影剤を用いたCT検査
先日、私は初めて下血をしました。
その原因についてはまた別の機会に書くとして・・・
病院へ行き、ベッドに横になって点滴を打って貰っていると、
「造影剤使ってCT検査しましょう」と言われました。
造影剤って?と思っていると、
「ヨード造影剤について説明しますねと医師の方からA4用紙数枚を渡されました。
そこには造影剤を使用することで体に副作用が現れることがあるので、予め同意をお願いします的な内容でした。
副作用
50人に1人くらいの確率で吐き気、動機、頭痛等が現れる。
まぁそれ位なら・・・と読み進んでいくと、
「10万~20万人に1人死亡する場合があります。」
0.001%と言えど、「死亡」という文字を見るとちょっと怖い(^_^;)
でも、造影剤を使用することで、臓器の様子が鮮明になるとの事。
しっかり診て貰う為にも、と用紙にサインをすると、隣の看護師さんが
「造影剤が血管から入っていくとき、入口が痛くなったり、体がヒリヒリと熱くなりますが正常ですので気にしないでください」
私は、注射がとても苦手です。
健康診断の採血も横になって採って貰っており、注射が刺さっている所は全く見れません。
はい、おっさんがです。でもどうしても苦手なのです。
そういう人間からして、注射の入口が痛いとか「最悪」です。
病気のことよりも、検査内容に湯鬱になっている始末(笑)
「機械をつかって一気に流し込むので、入口が痛くなったりするんですよね」
・・・もう帰りたい。
それから10分くらいすると
「では用意できたので移動します」
とベッドのままCTがある部屋へ。
CT装置横の棚に小瓶が置いてある。
これが造影剤だな・・・と敵を観察していると
看護師さんが点滴から造影剤に差し替えている様子。
「腕を上に上げてください」
万歳をするような体勢に。
「それでは始めます」
左腕の注射針が刺さったところに「グンッ」と圧力がかかる。
鈍い痛みと同時に、血管と下腹部あたりがカ~ッと熱くなる。
ヨード造影剤が血管をつたって、下腹部に到達するのが判ります。
ちょっと気持ち悪いけど、思ったよりキツくないかな・・・って感じ。
体勢を変えたり、息を吸ったりしながらCT撮影していきます。
途中、ちょっと気分が悪くなりましたがすぐ収まり、5分程で検査終了。
下腹部の熱い感じもス~ッと取れて行きます。
検査後の副作用もありませんでした。
その後、医師からは「CTでは特に変わった様子は見られない。憩室があるのでそこからの出血の可能性」と説明され、
「大腸の内視鏡検査しましょう」
と言われました。
また初めての検査(^_^;)
そのことについてはまた後日。